家族葬は香典や供花を辞退し方がいいの?受け取っても問題はない?

家族葬は香典や供花を辞退し方がいいの?受け取っても問題はない?

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「家族葬は香典や供花を辞退した方がいいのか?」このような疑問に悩む方も多いと思います。

家族葬は香典を辞退するものとよく耳にしますが、香典を受け取っても問題はありません。

では、香典や供花を辞退する基準とは何なのか?他の人はどうしているのか?について詳しく説明しますのでご覧ください。

家族葬は香典を辞退したほうがいいのか?

香典を受け取る・辞退するについて正しい答えはないですが、家族葬だと香典を受け取らない人の方が多いようです。

だからと言って必ずしも香典を辞退すべきというわけではありません。

なぜなら香典というのは、弔意と助け合いの気持ちから渡すものだからです。

香典を渡す意味
  • 故人や遺族に対して弔意(ちょうい)を示すもの
  • お葬式費用の負担を軽くしてあげたい金銭的支援

家族葬といってもお通夜や告別式がある葬儀だと100万くらいは掛かるので、金銭的余裕がないなら香典を受けとることを検討してみてください。

家族葬の平均費用についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

家族葬の平均費用データ!5社の葬儀代や内訳・一般葬との相場を比較

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2019年3月31日

香典を受け取るのか?辞退するのか?の1つの考え方

「家族葬に参列される方からは香典を頂き、参列されない方からの香典は辞退する」という考え方もあります。

地域の風習などにより香典を辞退する考え方も違い、関東と関西ではこのような考え方をされています。

関西での香典事情

関西の都市部では、親族からの香典は頂くが一般会葬者からの香典は辞退するケースが多くなっています。

関西のお葬式ではお通夜に参列される親族にしか食事を用意しないのが一般的なので、親族以外からは香典を頂かないことが多いです。

関東での香典事情

逆に関東ではお通夜の際に一般会葬者にも食事を用意するので、香典を頂くことが普通となっています。

こういった考えから「家族葬に参列される方からは香典を頂き、参列されない方からの香典は辞退する」というのも1つの考え方です。

家族葬に参列して頂く方には基本的に食事を振舞うので、参列者からの香典は頂いてもいいと思います。

家族葬は供花やお供物も辞退するの?

香典を辞退する場合、供花やお供物なども辞退することがほとんどです。

供花やお供物はお金ではないですが、頂いた物に対してはお返しをしなければなりません。

供花やお供物の正確な値段が分からない場合は大体の目星をつけ、半分から1/3くらいの品をお返しするのが一般的です。

供花を辞退する場合は葬儀社にも伝えておくこと

祭壇の横などに飾られる供花は、基本的に葬儀社に注文し用意してもらいます。

供花を贈りたい人は遺族にその旨を伝えて葬儀社に用意してもらうか、葬儀社に直接連絡して供花を用意してもらうので、供花を辞退することは葬儀社に伝えておいてください。

香典や供花を辞退する場合の伝え方や例文

香典や供花を辞退する場合の伝え方は2つあります↓

  1. 電話などで直接話して伝える
  2. 手紙やハガキなどで伝える

それぞれの例文は下記をご覧ください。

直接お話して香典や供花の辞退を伝える例文

「故人の遺志で香典や供花・お供物をご辞退させて頂きます」

「誠に勝手ながら香典や供花・お供物は辞退させて頂きます」

電話連絡する場合は、亡くなった日や葬儀の日程を伝えると共に香典や供花の辞退もお話してください。

手紙やハガキなど文面で伝える例文

「誠に勝手ながら、御香典・ご供花・ご供物の儀は固くご辞退申し上げます」

「故人の遺志により、御香典・ご供花・ご供物は辞退させていただきます」

手紙やハガキで訃報を伝える場合、上記文面を記入しておけば大丈夫です。

参列者以外に香典や供花の辞退を伝えるタイミング

家族葬にお呼びしない方への香典や供花の辞退は、葬儀が終わった後に手紙で訃報を伝えるときに、香典や供花を辞退する旨も一緒に書いておきます。

会社には葬儀をするための休みを頂くので、上司に「故人の遺志により家族葬にさせて頂きます。誠に勝手ながら香典や供花などはご辞退させて頂きます。」と伝えてください。

他の会社仲間には上司から伝えてもらうのがいいでしょう。

香典を辞退したのに渡したいと言われた場合

香典を辞退したのにも関わず、どうしても渡したいという方も中にはいらっしゃいます。

そういう場合は、まず一度丁寧にお断りをし、それでも受け取ってほしいと言われたら断らずに受け取ってください。

何度もお断りするのは失礼ですので、どうしても受け取ってほしいと言われたらありがたく受け取りましょう。

香典を受け取ったら「香典返し」が必要です。頂いた金額の半分から1/3の金額を目安に四十九日が過ぎてからお返しをします。

香典の辞退については葬儀社と相談もできる

葬儀社はお葬式のプロなので、今までの経験をもとに適切なアドバイスをしてくれます。

香典を辞退するか迷われているなら葬儀社と相談しながら決めてみてください。

地域の風習により香典を辞退しない方がいい場合もありますし、訃報を知った人が葬儀社を通して供花を手配する場合もあるので、葬儀社へは必ず相談しておきましょう。

まとめ

家族葬をするための準備として「香典を辞退するか・受け取るか」は早めに考えておきましょう。

亡くなってから葬儀までの間はとても忙しいので、ご家族で話し合っておくといざという時に慌てる事もありません。

「香典の辞退を考える」以外にも準備することは色々あるので、下記記事の「家族葬の準備」を参考にしてみてください↓

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