生活保護を受けていて葬儀代がない場合はどうすればいい?

生活保護でお金がない。葬儀代はどうすればいい?

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「生活保護を受けており、お金がなくて葬儀費用もだせそうにない・・・」

そんな状況でしたら、国から葬儀費用の補助金が出るので安心して下さい。

一般的なお葬式の内容と少しことなりますが、故人を火葬して遺骨にすることができます。

では、その詳細をご覧ください。

生活保護者のための葬儀の補助金について

この補助金の制度を「葬祭扶助(そうさいふじょ)」と言います。

生活保護でお金がなく、喪主を務めなければならない人でしたら、自治体が葬儀費用を負担してくれます。

葬儀費用は自治体から葬儀社へ直接支払われるので、あなたがするのは手続きだけです。

支給される葬儀費用は葬儀に必用な最低限のお金しか出ないので、お葬式の内容はとても簡素になります。

葬祭扶助を利用したお葬式の内容や流れ

葬祭扶助を利用したお葬式の内容は、火葬のみを行う「直葬」という方法になります。

直葬は亡くなってから行うのが「火葬のみ」なので、お通夜や告別式などの儀式がありません。

用意されてる物は、お棺・骨壺・寝台車での搬送・ドライアイス・火葬費用だけです。

お坊さんも呼ばないので読経や戒名の授与もないですし、遺影写真や祭壇・お焼香などの用意もありません。

葬祭扶助を利用した直葬の流れはこんな感じになります↓

葬祭扶助を利用した直葬の流れ
  1. 住民票がある役所の福祉係で葬祭扶助の申請をする
  2. 故人を迎えに来てもらうため葬儀社に連絡する
  3. 故人を自宅または安置所へ安置する
  4. 葬儀社と火葬日の打ち合わせ
  5. 火葬場へ故人を搬送し火葬

※葬儀社によっては、安置場所を自宅にできない場合があります。

葬祭扶助を利用する際の手続きや注意

葬祭扶助を使ってお葬式をする場合、葬儀を行う前に、役所の福祉係への申請が必要です。

あたな(生活保護者)の住民票がある役所の福祉係で申請を行います。この申請が許可されないと「葬祭扶助」を使ったお葬式はできません。

お金をかき集めて葬儀を行い、後から「葬祭扶助」の申請をしても絶対に許可されないので注意して下さい。

「葬祭扶助」の手続きは葬儀社に相談すると手伝ってくれるので、早めに利用する葬儀社を探しておきましょう。

【注意】葬祭扶助の葬儀を扱っていない葬儀社もあるので、事前に調べておく必要があります。

地元の葬儀社を回ったり、ネットで検索して確かめてみてください。

葬祭扶助の相談ができる葬儀社

紹介する葬儀社は葬祭扶助の葬儀を扱っていて、事前のアドバイスもしてもらえる葬儀社になります。

全国どこの地域にも対応しており、電話相談もできるので分からないことを確認してみてください。

葬祭扶助の葬儀が相談できる葬儀社
小さなお葬式

こちらの「小さなお葬式」は葬儀実績が15万件以上あり、お葬式を利用されてる方が今1番多い葬儀社です。

葬祭扶助の相談を受け付けているので、「事前に必用なこと」や「万が一の時どうすればいいのか」などを相談してみてください。

「小さなお葬式」を利用する場合は事前に資料請求を済ましておきましょう。

資料請求したパンフレットの中に「生活保護を受けてる方の案内」が書かれています。

資料をメールで受け取るなら数分で送られてきます。郵送だと1日~2日くらいで届きます。

その他の補助金について

生活保護者の場合ですと、交通費が支給される場合があります。

「移送費」という項目で、葬儀のための交通費が支給される制度です。まずはケースワーカーに相談して、「移送費」がでるのかを確かめてください。

事後の報告になってしまうと支給されない場合もあるので、事前の相談が必要です。

まとめ

お金がなくても「葬祭扶助」を使えば、最低限のお葬式はできますので、まずは葬儀社に相談することから始めてみてください。

大切なことなのでもう1度書いておきますが、「葬祭扶助」を受け取るには葬儀前に申請しなくてはいけません。

無理をして葬儀代を先に払ってしまった場合、「葬祭扶助」は下りないので注意して下さい。

分からないことは葬儀社に相談

相談せず、行き当たりばったりにしてしまうと「葬祭扶助」が利用できない場合もあります。

地元の葬儀社や先ほど紹介した「小さなお葬式」に、分からないことは相談しておきましょう。

「小さなお葬式」は電話でも相談できるので、分からないことから聞いてみて下さい。