「てらくる」はお坊さんの手配ができるサービスを提供しており、相場より安いお布施で読経や法要をしてくれるのが特徴です。
ただ、僧侶の派遣サービスに不安を感じている方も多く「僧侶の対応が心配」という方もいると思います。
そこでこの記事では「てらくる」を利用した人の口コミや評判について詳しく調べました。
「てらくる」を利用するメリットやデメリット、お布施の料金なども詳しく説明しているので参考にしてみてください。
目次
てらくるの口コミや評判はどう?
「てらくる」の評判を調べたのですが、参考になる口コミがありませんでした。
そこで「てらくる」と同じ会社である「小さなお葬式」の口コミを参考に、僧侶の対応についてご紹介いたします。
「小さなお葬式」とは葬儀の仲介会社で、菩提寺がない方には僧侶の手配も行っています。
僧侶の手配には「てらくる」に登録されている僧侶が派遣されているので、利用者の口コミや評判を調べました。
てらくるの良い口コミ
良いお経をあげてもらえた
当方は、栃木県なのですが、特に宗派のこだわりもないので、お任せしたところ、真言宗智山派のお寺を手配してくれました。 これが大当たりで、本当に良いお経をあげていただきました。きちんと法話もしてもらい、心が救われました。
お坊さんが親切だった
明朗会計で分かりやすかった。呼んでいただいたお坊さんも大変親切な方でした。
良いお坊さんを紹介してもらった
思っていたよりもコストは安く、明朗会計だった。お坊さんも良い方を紹介していただいた。
参考になる口コミを探したのですが、この3件しか見つかりませんでした。
お坊さんの対応については良いと評価している人しかいなく、悪い口コミについてはなかったです。
口コミが少ないのは僧侶派遣サービスの口コミを投稿するところが少ないのと、「てらくる」の利用者がそこまで多くないのかもしれません。
「てらくる」の利用者がどれくらいなのかは公表されていないので、利用者の数については不明です。
ただ、悪い口コミはないので、利用しても問題ないでしょう。
てらくるの料金について
てらくるの料金はとても分かり安くお布施の金額が明確となっています。
では、葬儀や法要・戒名の金額を簡単にまとめました。
てらくるの葬儀のお布施
葬儀に依頼する僧侶のお布施は3つの金額に分かれています↓
火葬式 | 5万5000円 |
一日葬 | 8万5000円 |
一般葬 (2日間の葬儀) |
16万円 |
上記のお布施には戒名の金額も含まれています。
一般的な葬儀のお布施は40万前後が相場なので、てらくるのお布施はとても安いです。
宗派は「浄土真宗(西)・浄土真宗(東)・浄土宗・天台宗・真言宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗」に対応しており、神道やキリスト教の手配も相談すれば対応できる場合があります。
対応エリアは全国で、交通費や心づけなども全て含めた金額です。
てらくるの法要や納骨のお布施
四十九日や一周忌・三回忌・納骨などの法要のお布施は「4万5000円」と一律になっています。
4万5000円に含まれている内容はこちら↓
- 読経・法話
- 開眼法要
- 仮位牌の引取りとお焚き上げ
- 納骨法要
- 宗派指定料
- ご膳料
- お車代
- 心づけ
一般的な法要ですることは全て含まれており追加料金はかかりません。
ただし、2箇所で法要する場合、プラス1万円が必要になります。
例えば自宅で四十九日の法要を行った後にお墓で納骨の法要をする場合だと、5万5000円のお布施が必要になります。
あとは、複数名の法要についてはプラス1万5000円が必要です。
例えば「父の1周忌」と「母の三回忌」を同時に行う場合、6万円のお布施が必要となります。
てらくるで戒名を付けてもらうお布施
てらくるでは戒名だけ付けてもらうことも可能です。
戒名はランク(位)によってお布施の金額が異なります↓
信士・信女 釋・釋尼 |
2万 |
居士・大姉 院信士・院信女 |
6万 |
院日信士・院日信女 院釋・院釋尼 |
16万 |
院居士・院大姉 | 20万 |
戒名のお布施は宗派によって異なるので、詳しくは「てらくる」に確認してください。
※一般的には「信士・信女」「釋・釋尼」の戒名を付けることがほとんどです。
てらくるを利用するデメリットは?
「てらくる」のデメリットは以下の2つ↓
- 必ずしもベテランの僧侶がくるとは限らない
- お布施の金額が他よりも高い場合がある
デメリット1:必ずしもベテランの僧侶がくるとは限らない
てらくるに登録されている僧侶の方が必ずしもベテランの方とは限らず、若い方が来られるかもしれません。
ただ、若いからと言って法要が適当になるようなことはなく、口コミでは僧侶に対しての満足度は高かったので問題ないと思います。
デメリット2:お布施の金額が他よりも高い場合がある
三回忌以降のお布施の相場は1万~5万なので、てらくるより安く法要してくれるお寺もあります。
また、他の僧侶派遣サービスの方が利用者が多くお布施も安い所があるので、てらくるにこだわりがなければ他社も検討してみてください。
僧侶派遣サービスを別記事で比較しています↓
てらくるを利用するメリットは?
てらくるのメリットは以下の3つです↓
- お布施の金額が明確で分かりやすい
- 自分の都合に合わせられる
- 1度きりのお付き合いでいい
メリット1:お布施の金額が明確で分かりやすい
てらくるのお布施は明確になっていて分かりやすいのが特徴です。
お車代やご膳料なども必要なく追加料金も掛かりません。
葬儀のお布施は相場より半分以下の金額と安く、菩提寺がなくお布施を安くしたい人におすすめできます。
法要のお布施は直接お寺に依頼する金額と変わらない場合もありますし、てらくるの方が安い場合もあります。
メリット2:自分の都合に合わせられる
菩提寺に依頼する場合だと僧侶の都合も確認して日程を決めなければなりませんが、てらくるは登録されているお坊さんが1人ではないので希望する日程に合わせやすいのが特徴です。
菩提寺がある方でも遠方で僧侶をお呼びできなかったり、僧侶の都合が悪い場合は「てらくる」を利用するのも良いでしょう。
ただし、菩提寺があるなら事前に確認してください。確認せず他の僧侶に依頼すると、あとでトラブルになる可能性があります。
メリット3:1度きりのお付き合いでいい
てらくるから僧侶を手配しても、そのお寺の檀家になる必要はありません。
お坊さんとは1度限りのお付き合いで良いので、檀家になりたくない人にはおすすめです。
「てらくる」と「お坊さん便」比較
てらくると同じく僧侶の派遣を行っている「お坊さん便」を比較しました。
「お坊さん便」のサービス内容は「てらくる」とほぼ一緒ですが、僧侶派遣サービスの中で1番利用されているのが「お坊さん便」になります。
僧侶派遣サービスの内容はどちらも同じですが、それぞれお布施の金額が異なります。
では、2社の料金を比較しましたのでご覧ください。
葬儀のお布施を比較 | ||
てらくる | お坊さん便 | |
火葬式 | 5万5000円 | |
一日葬 | 8万5000円 | |
一般葬 (2日間の葬儀) |
16万円 |
お葬式のお布施に関しては、「てらくる」も「お坊さん便」も同じ料金です。
ただ、「お坊さん便」は戒名の授与をしなければ-2万円となります。戒名不要なら「お坊さん便」の方が安いです。
法要のお布施 | ||
てらくる | お坊さん便 | |
四十九日 | 4万5000円 | 3万5000円 |
一周忌 | ||
三回忌 | ||
新盆・初盆 | ||
お彼岸 | ||
納骨法要 |
法要のお布施は「お坊さん便」の方が1万円安いです。
複数名の法要の追加料金 | |
てらくる | お坊さん便 |
1万5000円 | 1万円 |
複数名の法要とは、例えば「母の1周忌」と「父の三回忌」を同時に行う場合などです。
複数名の法要をするなら「お坊さん便」の方が安く利用できます。
2箇所目での法要の追加料金 | |
てらくる | お坊さん便 |
1万円 | 1万円 |
2箇所目での法要とは、例えば自宅で四十九日の法要をした後にお墓で納骨法要をする場合などです。
場所を移動しての法要については「てらくる」も「お坊さん便」も金額は変わりません。
「てらくる」と「お坊さん便」の比較まとめ
お布施の金額を比較すると「お坊さん便」の方が安いというのが分かりました。
また、「お坊さん便」ではサービスの質を高めるため、手配した僧侶に満足できなかった場合は全額返金にも対応しています。
僧侶手配サービスの中で1番利用されているのが「お坊さん便」で、お布施の金額も他社より安くなっています。
「てらくる」にこだわりがないのでしたら「お坊さん便」の方がおすすめです。
「お坊さん便」の評判や詳細はこちらの記事を参考にしてください↓
まとめ
「てらくる」はお布施が明確で料金がとても分かりやすいのが特徴です。
利用者の口コミ評価も高く僧侶の対応についても心配することはありません。
菩提寺がなく僧侶の手配を迷っているなら「てらくる」を検討してみてください。
「てらくる」以外にも僧侶の派遣サービスはいくつかあり、別記事で料金や内容を比較しています。
そちらも参考にすると、あたなに1番合う僧侶派遣サービスが見つかるはずです↓